他人の体験談ってホントに役立つんだなぁ、と、実感した。
受験のハウツーは、山程出ている。私は大して読んでいないが、夫は、色々読みあさっていた。
何しろ前回の失敗を次に活かすって訳にいかない。中学受験は、一生に一回。そして、ウチは、長男ひとりのみであるから。
休日10時間とか、平日4、5時間の勉強、ホントにそうだった。
私の土日も学校見学や説明会、息子の学校模試の付き添いでほぼ埋まっていった。(いやいや、ホントにフレックスの職場辞めてないと無理だった)
「おかーさん。見学行かれる保護者の方は、朝、夕の生徒の登下校の様子も含めると全制覇に近い方もいらっしゃるのですから」
それは、流石に無理だった。
いずれにしても、学園祭の期日は結構かぶるので、学校の取捨選択をせねばならない。ミーハー根性で開成か桜蔭も(流石に桜蔭は女子校なので行きたくても行けない)など言ってる場合ではない。
(第一受かる可能性はないから)
土日で4校掛け持ちで周ってみたりした。
この時、ホントに不動産1に立地2に立地だと思った。(賛否両論あるでしょうが)
駅から近い自宅は移動時間の計算がしやすい。それに、もしかすると、息子が何年も雨の日も雪の日も重たい荷物を持って通うことになるかもしれないのだ。
確かに、本人の行きたいと思う意思が何より重要だと思えてきた。
掛け持ち見学は余計疲れたし、バス片道20分が帰りは1時間になったりすると、計算が狂ってへこたれた。
学校見学は、生徒の様子もだが、保護者の様子も重要だった。
普段は、興味のあることしか見てないから、赤の他人にあまり注目していない。しかし今回は、品定めをせねば、私が後で痛い目を見ることになる。息子がぶっちぎりの優等生でもない限り。
偏差値には臆さなかったが、明らかな経済格差がありありの学校は臆して行かなかった。
さて、それにしてもそろそろ、志望校は絞らなければならない。
下手な鉄砲も数打てない。息子の気力体力、物理的距離で自ずと何校受験可能か見えてくる。
肝試し受験も然りである。
「あまり偏差値が低すぎても肝試しにはなりませんよ。子供が舐めちゃってお試しにならないから」同じ社宅の受験生のお母さんに言われた。彼女はフタバに場違いな格好で行って恥をかいたと言っていた。(いつも小綺麗な格好をしているのに)
塾の先生にも、「試し受験もよく考えて下さい。都内在住の受験生がこぞって集まる有名中学自体は否定しませんが、それこそ何千人と集まります。遠いのを朝早くから行くことになるし、そういったところを頻回に行くのも普段のリズムが狂いますから」
色々考えたが、結局都内受験生がお試し受験をするS東中学を受験することにした。
夫が早速体験ブログを読んで情報収集した。
その中学の最寄り駅が
受験日には、黒山の人だかりになるそうだ。
自宅の各駅しか停まらない最寄り駅にいきなりピンポイントで何千人も集まって来るのを想像すれば分かる光景だ。券売機でチケットを買うなど考えてはいけません。ホームに入るのも時間がかかります。学校まで道のりは永遠と塾の応援団の先生方のエールで埋まっています。だだっ広い特設の待機場所の体育館には、ストーブ1台程度の設置なので防寒対策して行くように。トイレは激混みです。覚悟しなさい。
夫には、私がスケートショーを見に行く時のグッズを持たせて送り出した。1月の夜の明けぬ6時前である。
真冬のディズニーに行くノリである。
帰ってくるなり、「準備してて良かった。トイレがなくって。
男親が付き添いで来る想定があんまりないんだろう。外の簡易工事現場のトイレなんて寒くて凍えるかと思った。近くに時間をつぶせる喫茶店なんか田舎すぎてないよ」
受験体験ブログ様々であった。
かくして、受験狂騒曲はまだまだ続いて行く。これからが本番である。