ボディイメージの変化

 先輩に、「私たち」とくくられて不愉快だった。

 何がって「体型を気にしなきゃいけない歳になったからさあ」。

 仕事の空き時間があれば、ちょこちょこちょこちょこお菓子をつまんでいる。

 お昼も、しっかり食べてたよね。甘いジュースも飲んでるよね。

 別に、私が、特段ストイックに生きてる訳ではない。でもさあ、気にするなら少し減らしたらって思う。

 年齢に抗えとか、醜く開き直れとかじゃあなくてさあ。

 

 実はボディーイメージの変化を受け入れるのはなかなか困難なもの。

 老齢の父から運転免許証を返納させられないのもそうか、と思うとかなり大変なことだと判る。田舎は自動車の運転ができるかできないかは死活問題なので、単に老いを受け入れるという話だけではないんだけど。

「たち」ってくくるんならさあ、見苦しくないようにしたいねって事だ。

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